前腕コンパートメント症候群
- ウエイトトレーニングや剣道などの腕に負担がかかる運動をする事が多い
- 前腕が痛む、だるい症状がある
- 手が常に握ったようなポジションになってしまう
- 手にしびれを感じる
前腕コンパートメント症候群とは?|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
前腕には骨、筋膜、骨間膜、筋間中隔などに囲まれた3つのコンパートメント(筋区画)が存在します。
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・屈筋群コンパートメント
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・伸筋群コンパートメント
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・橈側伸筋群コンパートメント
この各筋区画内には筋のほかに神経、血管が存在します。
筋肉の内部の圧上昇が毛細血管内の圧力を超えると最小動脈が閉塞するため筋肉や神経の阻血障害が起こります。
血行障害や神経障害は筋の機能不全を引き起こし、場合によっては筋壊死に至ることもあります。
これを前腕コンパートメント症候群といいます。
急性型と慢性型があり、特に急性型は骨折や、打撲、挫傷などの怪我の後に起こり筋肉に不可逆性の変化をきたすので早期に医師の診断、手術の適応となります。
前腕コンパートメント症候群の症状とは?|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
急性コンパートメント症候群
骨折や打撲、強い圧迫などが原因で起こります。
前腕の場合きつい包帯やギプスなどの圧迫により発症するものもあります。
特に急性コンパートメント症候群は緊急性を要します。
筋肉は血流の途絶えた時間が6-8時間以上になると、不可逆性(元に戻れない)変化をきたすので早急に手術適応になります。
慢性コンパートメント症候群
激しい運動や、頻繁なトレーニングなどによって起こりやすいです。
運動による筋容量の増大に対応して区画が拡大できない結果発症します。原因として筋膜の肥厚が考えられます。また、長時間のトレーニングにより筋肥大が区画内の余地をすでに少なくしている可能性もあります。
※急性型は医師の適応となりますので以下慢性コンパートメント症候群について記述します。
前腕コンパートメント症候群の改善に必要なのは?|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
前腕コンパートメント症候群の改善には
- 1.筋肉の柔軟性を向上させること
- 2.骨盤や骨格のゆがみを矯正すること
この2つが重要です。
具体的な治療フロー
1.筋肉の柔軟性を向上させること→前腕の筋肉の筋硬結に直接アプローチ
激しい運動やウエイトトレーニングが続いた後に、運動後のケアーが十分でないと筋肉は緊張した状態が続き症状を悪化させます。
緊張した筋肉の中には筋硬結という固くなってしまった筋肉が存在します。
その筋硬結にアプローチし前腕全体の血行を改善し症状を緩和します。
2.骨盤や骨格のゆがみを矯正すること→骨盤や脊柱を正しい位置に戻す
筋硬結を取り除いても数日経つとまた症状が出てきます。
これは筋肉の性質上、元に戻りやすいというもので仕方のないことです。
人体の土台となっている骨盤のバランスが崩れていては治療効果が長続きしませんし、根本の改善になりません。
私達の骨盤は【鉢植えの花】に例えると分かりやすいです。
傾いてバランスの悪い鉢では茎も葉も花も綺麗に育ちません。
傾いてバランスの悪い骨盤では足腰、更に言うと腕も首も楽にはなりません。
筋肉や筋膜を緩めた上で骨盤のバランスを整えることで、結果として自然体の動きを取り戻し根本的な原因の改善が見込めます。
当院が誇る「MPF療法」
医学的および生理学的根拠に基づいた徒手療法です。
筋肉を適切に圧迫、摩擦すると
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・血のめぐりがよくなる
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・筋肉の痛みの軽減
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・硬さやしこり、しびれの改善、など
様々な症状に効果が見込めます。
その効果のほどからMPF療法は、「触るレントゲン」と呼ばれるほどです。
MPF療法は前腕コンパートメント症候群だけでなく、日常生活におけるこんなお悩みにも‥
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・捻挫や打撲などによる筋肉や関節の痛み
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・五十肩で肩が上がらない
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・階段の上り下りで足腰が痛い、など
熟練した専門家の手によって患者様のお身体の状態をみて、今の状態にぴったり合った施術を行います。
まさにオンリーワン・オーダーメイドな治療なので、揉み返しも少なく筋肉の状態の改善が見込めます。
前腕コンパートメント症候群の施術方法|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
当院のコンパートメント症候群へのアプローチ方法
1、問診・視診
まずは患者様のお悩みについて、問診で詳しくお聞かせください。
さらに、来院時や院内誘導時に患者様の動きやお身体の使い方などもよく拝見して、治療に役立てております。
2、的確な運動検査、細部にこだわる触診
問診と視診をもとに的確な徒手検査や一ミリ単位の細部までこだわる触診を行い、お悩みの原因を細かく探ってまいります。
3、ご説明とご提案
まず、問診、視診、運動検査、姿勢分析、触診から得た患者様のお身体の状態を総合的に判断し、現在の状態をご説明いたします。
お身体の状態に合わせた最善な治療法をあわせてご提案いたします。納得いただけるまで丁寧にご説明し、患者様ご自身がよくご理解・ご納得の上で施術に入っていただくことを心がけております。
4、触るレントゲンMPF療法で細部までケア
前腕コンパートメント症候群の場合、屈筋群の筋肉の硬さや骨格のゆがみが原因となることが多いですが、触るレントゲンと呼ばれるMPF療法の特性を最大限に生かし、患者様の症状に合わせて施術を行います。
過度な運動や不十分なアフターケアのなどから起こる筋硬結に直接的に刺激を加えることによって、痛みの軽減、血のめぐりや組織修復を促し、早期改善を図ります。
5、通院後のフォロー
改善に向けて患者様が治療をきちんと続けていけるように、患者様一人ひとりに合わせたオンリーワンな通院計画を一緒に立てさせていただきます。
また、安心して日常生活を送れるようにライフスタイルに合わせた生活指導など、アフターフォローもさせていただきます。