足関節捻挫
- 足を捻り、外くるぶしの前や下に圧痛がある。
- 痛みのため立ち上がり、歩行に問題がある。
- 外くるぶしの前や下に腫脹や内出血がある。
足関節捻挫(外側側副靭帯損傷)とは?|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
足関節の捻挫は日常的に見られる外傷のひとつで、米国では1日に23,000件の発生があるとも言われています。
足関節を内がえしすることにより発生します。外側側副靭帯は存在部位により前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯の3つに区別されますが、臨床的に最も多く見られるのは前距腓靭帯損傷です。
前距腓靭帯には足関節の内返しを抑制する機能だけでなく、距骨の前方移動を制限する機能もあり、したがって同靭帯の損傷(2度、3度捻挫)では足関節の動揺性や前方引き出し症状が著明になります。
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1度捻挫:靭帯が伸びる程度の損傷のもの。
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2度捻挫:靭帯の一部が切れるもの。
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3度捻挫:靭帯が完全に切れるもの。とそれぞれ定義しています。
足関節捻挫が治らない・悪化する理由とは?|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
最近足を捻った、いわゆる急性のものは早期に治療を開始することで早期改善が見込めます。
付近の筋肉にアプローチし血流の改善から早期改善を目指します。
足の痛みを訴える患者様の中には、「昔足の捻挫をしたけど治療をしなかった。」という方が多くいます。
昔の筋肉の傷には筋硬結という固くなった筋肉が存在します。その筋硬結が痛みを引き起こしていますのでそこを治療する必要があります。
足関節捻挫改善に必要なのは?|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
足関節捻挫の改善には
- 1.筋肉の筋硬結を取り除くこと
- 2.骨盤や骨格のゆがみを矯正すること
この2つが重要です。
具体的な治療フロー
1.筋肉の緊張を取り除くこと→外くるぶし付近の筋硬結に直接アプローチ
特に昔の足関節捻挫の場合、筋肉の奥の方に筋硬結が存在します。1mm程度のかなり細かい筋硬結の場合もありますが、細部にこだわる触診で原因となっているものを見つけ改善していきます。
2.骨盤や骨格のゆがみを矯正すること→骨盤や脊柱を正しい位置に戻す
筋硬結を取り除いても数日経つとまた症状が出てきます。
これは筋肉の性質上、元に戻りやすいというもので仕方のないことです。
人体の土台となっている骨盤のバランスが崩れていては治療効果が長続きしませんし、根本の改善になりません。
私達の骨盤は【鉢植えの花】に例えると分かりやすいです。
傾いてバランスの悪い鉢では茎も葉も花も綺麗に育ちません。
傾いてバランスの悪い骨盤では足腰、更に言うと腕も首も楽にはなりません。
筋肉や筋膜を緩めた上で骨盤のバランスを整えることで、結果として自然体の動きを取り戻し根本的な原因の改善が見込めます。
当院が誇る「MPF療法」
医学的および生理学的根拠に基づいた徒手療法です。
筋肉を適切に圧迫、摩擦すると
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・血のめぐりがよくなる
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・筋肉の痛みの軽減
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・硬さやしこり、しびれの改善、など
様々な症状に効果が見込めます。
その効果のほどからMPF療法は、「触るレントゲン」と呼ばれるほどです。
MPF療法は足関節捻挫だけでなく、日常生活におけるこんなお悩みにも‥
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・捻挫や打撲などによる筋肉や関節の痛み
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・五十肩で肩が上がらない
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・階段の上り下りで足腰が痛い、など
熟練した専門家の手によって患者様のお身体の状態をみて、今の状態にぴったり合った施術を行います。
まさにオンリーワン・オーダーメイドな治療なので、揉み返しも少なく筋肉の状態の改善が見込めます。
足関節捻挫の施術方法|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
当院の足関節捻挫へのアプローチ方法
1、問診・視診
まずは患者様のお悩みについて、問診で詳しくお聞かせください。
さらに、来院時や院内誘導時に患者様の動きやお身体の使い方などもよく拝見して、治療に役立てております。
2、的確な運動検査、細部にこだわる触診
問診と視診をもとに的確な徒手検査や一ミリ単位の細部までこだわる触診を行い、お悩みの原因を細かく探ってまいります。
3、ご説明とご提案
まず、問診、視診、運動検査、姿勢分析、触診から得た患者様のお身体の状態を総合的に判断し、現在の状態をご説明いたします。
お身体の状態に合わせた最善な治療法をあわせてご提案いたします。
納得いただけるまで丁寧にご説明し、患者様ご自身がよくご理解・ご納得の上で施術に入っていただくことを心がけております。
4、触るレントゲンMPF療法で細部までケア
足関節捻挫の場合、外くるぶし付近の筋肉の硬さや骨格のゆがみが原因となることが多いですが、触るレントゲンと呼ばれるMPF療法の特性を最大限に生かし、患者様の症状に合わせて施術を行います。
運動不足などから起こる筋硬結に直接的に刺激を加えることによって、痛みの軽減、血のめぐりや組織修復を促し、早期改善を図ります。
5、通院後のフォロー
改善に向けて患者様が治療をきちんと続けていけるように、患者様一人ひとりに合わせたオンリーワンな通院計画を一緒に立てさせていただきます。
また、安心して日常生活を送れるようにライフスタイルに合わせた生活指導など、アフターフォローもさせていただきます。