仙腸関節障害
- 長い時間椅子に座れない。正坐は大丈夫
- 仰向けに寝れない。
- 痛いほうを下にして寝れない。
- 歩行開始時に痛みがあるが徐々に楽になる。
仙腸関節障害痛の原因とは?|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
仙骨とは、骨盤の後ろ、尾骨(しっぽ)の上にある逆三角形の骨です。
仙腸関節は、骨盤の骨で仙骨(後ろ側)と腸骨’(側面)の接合部にある関節であり、周囲の靭帯でガッチリ着いています。
仙腸関節は、画像検査ではほとんど判らない程度の3~5mmのわずかな動きしかしません。
ですが、日常生活の動きに対応できるよう、ビルの免震構造のように、根元から背骨のバランスをとっています。
「中腰での作業」や「不意な動作」、「繰り返しの荷重動作」などで、関節に微小なストレスが生じて痛みが出ます。症状としては、それほど珍しいモノではなく、特に30代70代に多くみられます。
痛みは、仙腸関節障害で訴えられる【腰痛の部位】は、仙腸関節を中心とした痛みが一般的です。
お尻(臀部)、脚の付け根(鼠径部)、下肢にも痛みを生じることがあります。
ぎっくり腰のような急性腰痛の一部は、仙腸関節の捻挫が原因とされ、仙腸関節の捻じれが解除されないまま続くと慢性腰痛の原因にもなります。
長い時間椅子に座れない、仰向けに寝れない、痛いほうを下にして寝れない、という症状が特徴的で、歩行開始時に痛みがあるが徐々に楽になる、正坐は大丈夫という方が多くみられます。
腰臀部、下肢の症状は、腰椎の病気(腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニア)による神経症状と似ているので注意が必要です。
下肢の痛みは一般的に坐骨神経痛と呼ばれますが、仙腸関節の動きが悪くなり、周囲の靭帯が刺激されることでも、下肢の痛みを生じてきます。
また、腰椎と仙腸関節は近くにある都合上、関連しますので、腰椎の病気に合併することもあります。腰椎の病気に対する手術後、残ってしまった症状原因になることがあります。
痛みの補足として
痛みの種類によっていくつかのパターンに分かれています。具体的には以下の3つです。
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・筋肉による痛み
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・神経による痛み
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・内臓疾患による腰痛筋肉が原因で起こる痛みは筋肉細胞の細かい断裂や損傷が原因と言われています。
長時間にわたって同じ姿勢や無理な体制を続ける事で、筋肉の酸欠や栄養不足を起こし、腰痛へとつながっていきます。
筋肉以外が原因で起こる腰痛も多数あり、当院では問診時に、この識別診断を行うことで原因を追究していきます。
仙腸関節症状痛が治らない・悪化する理由とは?|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
仙腸関節症状痛の根本原因は人によって様々です。
腰に負荷がかかることは、仙腸関節に負荷がかかることになりますので、悪化を防ぐためには「力仕事」や「腰に負担がかかる動作」を避けるようにし、動作も急に動くのではなくゆっくりと動くことを心がけましょう。
仙腸関節は一度痛めると、その後は座っている・寝ることにより症状は悪化していくという事も記憶にとどめていたほうが良いと思います。
当院に来院される方へお聞きしたケースで多いのが、痛みが出ていたが湿布を貼って少し良くなったからそのままにしていた。など、しっかりとした治療をされずにいる方が大半です。
こうして正しく痛みを改善されない状態でいると更に筋肉が固くなり、血液循環の悪化からより一層痛みが悪化する事態を引き起こしています。
痛みは早目の段階で改善することが大切です。
仙腸関節症痛改善に必要なのは?|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
仙腸関節症痛改善に大切な事は関節まわり筋肉を元の通りに、柔軟な状態にし関節への負荷を減らし、血液の流れを改善、靭帯の柔軟性を回復する事です。当院はまずコリの原因である筋肉の傷を検査で見つけていきます。
そしてその箇所に適切な刺激を与える事で早期改善を図ります。コリが改善されて来たら次に筋肉や筋膜を緩める事で骨盤や脊柱を正しい位置に戻します。当院のメイン施術でもある「MPF療法」は医学的および生理学的根拠に基づいた徒手療法です。
筋肉を適切に圧迫、摩擦すると
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・血のめぐりがよくなる
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・筋肉・靭帯の痛みの軽減
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・硬さやしこり、しびれの改善など、様々な症状に効果が見込めます。
その効果のほどからMPF療法は、「触るレントゲン」と呼ばれるほどです。
MPF療法は腰痛に限らず、日常生活におけるこんなお悩みにも効果的です
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・捻挫や打撲などによる筋肉や関節の痛み
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・五十肩で肩が上がらない
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・階段の上り下りで足腰が痛いなど、熟練した専門家の手によって患者様のお身体の状態をみて、今の状態にぴったり合った施術を行います。
まさにオンリーワン・オーダーメイドな治療なので、揉み返しも少なく筋肉の状態の改善が見込めます。
仙腸関節症痛の施術方法|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
当院のアプローチ方法
1問診・視診
まずは患者様のお悩みについて、問診で詳しくお聞かせください。さらに、来院時や院内誘導時に患者様の動きやお身体の使い方などもよく拝見して、治療に役立てております。
2的確な運動検査、細部にこだわる触診
問診と視診をもとに的確な徒手検査や一ミリ単位の細部までこだわる触診を行い、お悩みの原因を細かく探ってまいります。
3ご説明と提案
まず、問診、視診、運動検査、姿勢分析、触診から得た患者様のお身体の状態を総合的に判断し、現在の状態をご説明いたします。お身体の状態に合わせた最善な治療法をあわせてご提案いたします。納得いただけるまで丁寧にご説明し、患者様ご自身がよくご理解・ご納得の上で施術に入っていただくことを心がけております。
4触るレントゲンMPF療法で細部までケア
痛みの場合、局所の筋肉の硬さや骨格のゆがみ、拮抗筋の不調和だけが原因とは限りません。何かがきっかけで、過去に傷めた古傷の循環不良が原因で痛みが出るケースもあります。触るレントゲンと呼ばれるMPF療法の特性を最大限に生かし、患者様の症状に合わせて施術を行います。筋肉にできた傷口に直接的に刺激を加えることによって、痛みの軽減、血のめぐりや組織修復を促し、早期改善を図ります。
5通院後のフォロー
改善に向けて患者様が治療をきちんと続けていけるように、患者様一人ひとりに合わせたオンリーワンな通院計画を一緒に立てさせていただきます。また、安心して日常生活を送れるようにライフスタイルに合わせた生活指導など、アフターフォローもさせていただきます。