メニエール病
- 突然ぐるぐる回るようなめまい(回転性めまい)
- 不定期にめまいが繰り返す(めまい発作)
- 片耳だけ聞こえづらい(難聴)・耳が詰まった感じ(耳閉塞感)
- 耳鳴り、吐き気、腹痛
- 眼球が振れていると言われる
メニエール病とは?|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
メニエール病は、一般的に突発性難聴と症状が似ていると言われています。
突発性難聴の症状が繰り返される場合は、メニエール病の可能性があります。
メニエール病の症状として
・突発性な回転性のめまい
・難聴
・耳鳴り
・めまいからくる吐き気や嘔吐
・反復的な腹痛 などが挙げられます。
聴覚に関わる耳の中にある感覚器官にリンパ腫ができることによって、発症すると言われています。
「難聴」障害部位による分類
難聴は原因となっている部位によって、大きく次の2つに分けられます。
1、伝音性難聴
伝音系と呼ばれる耳小骨に障害がある場合の難聴のことです。
伝音性難聴になると本来は音を振動となって伝える役目を果たす耳小骨がうまく機能しないため音が聞こえにくくなります。
伝音性難聴が起きるケースの例
・耳垢閉塞
・慢性中耳炎
・鼓膜損傷 など
2、感音性難聴
内耳や聴覚神経に障害がある場合の難聴のことです。
発症するきっかけは、いくつかあり
・大きな音が刺激になって起きる場合
・循環不良や代謝不良など、体の中の不調が原因の場合
・髄膜炎などの病気が原因の場合 など
メニエール病の難聴は、感音性難聴に分類されます。
メニエール病はなぜ起こるのでしょうか?|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
統計的にメニエール病にかかりやすいのは
・男女比で比べると女性の方がやや多く
・年代は30代~40代
・やせ型
・几帳面や神経質な性格 というデータがあります。
内リンパ腫が内耳の蝸牛と言われる感覚器官にできることがメニエール病の発症に強く関係しているようです。
メニエール病を発症する原因は
・ストレス
・肉体的疲労
・睡眠不足 など
様々ですが、いずれも自律神経に悪影響を及ぼしたことがきっかけだと考えられています。
メニエール病が治らない・悪化する理由|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
メニエール病は、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返しやすい病気です。
そのため、メニエール病にかかっても良くなったと思って放っておいてしまい、結果的に悪化させてしまうことも多い病気だと言われています。
また、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返すこと自体がストレスになって自律神経を刺激し、めまいや難聴などの発作を再発させる原因にもなります。
メニエール病の改善に必要なのは?
メニエール病は、めまいや難聴などの発作を引き起こす循環不良の改善をすることが重要です。
循環不良の改善には、自律神経や筋肉に悪影響を与える
・精神的ストレス
・肉体的疲労
この2つを緩和させることが必要です。
つまり
・抱えているストレスを出来るだけ発散させること
・疲労により硬くなった筋肉の緊張を緩めること
この2つを意識的に改善していくことによって、症状の改善が見込めます。
メニエール病の施術方法|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
1、問診・視診
まずは患者様のお身体のお悩みについて、問診で詳しくお聞かせください。
特にメニエール病は、私生活やお仕事中に症状を引き起こす原因が隠れていることの多い病気です。
そのため、時間をかけてじっくりとより細かなことまでお話を聞かせていただきます。
また、メニエール病以外にも、似ている症状を持つ疾患はあります。
患者様の今回の症状が他の疾患に該当しないか、急を要する病態かどうかなど、鑑別診断もいたします。
さらに、来院時や院内誘導時に患者様の動きやお身体の使い方などもよく拝見して、治療に役立てております。
2、的確な運動検査、細部にこだわる触診
問診と視診をもとに的確な運動検査や細部までこだわる触診を行い、時間をかけてお悩みの原因をあらゆる角度からしっかりと探ってまいります。
メニエール病の原因となるストレスや肉体的疲労も、よく全身の筋肉に現れるので、患者様の症状がストレスと関係性があるのか、筋肉の状態からも確認いたします。
3、ご説明とご提案
まず、問診、視診、運動検査、姿勢分析、触診から得た患者様のお身体の状態を総合的に判断し、現在の状態をご説明します。
患者様ご自身のご認識とギャップがないかすり合わせした上で、お身体の状態に合わせた最適な治療法をあわせてご提案いたします。
当院では納得いただけるまで丁寧にご説明し、患者様ご自身がよくご理解・ご納得の上で施術に入っていただくことを心がけております。
4、背中と首を重点的にケア
メニエール病の場合は、自律神経や筋肉のケアをし、症状の改善を図ります。
具体的には、自律神経の症状は背中の筋肉に緊張が出ることが多いので、まずは背中からアプローチします。
次に首周りの筋肉に移り、循環不良の改善を図ります。
首周りと背中の筋肉の緊張をしっかりと緩めることによって、肋骨を含む呼吸に関連する骨格系がぐっと開きます。
そうすることで、一呼吸で体内に酸素を取り込める量が格段に増え、結果として血液循環の改善や自律神経の調和に繋がります。
5、通院後のフォロー
患者様が治療をきちんと続けていけるように、患者様一人ひとりに合わせたオンリーワンの通院計画を一緒に立てさせていただきます。
また、ご自宅でも安心して日常生活を送れるようにライフスタイルに合わせた生活指導や運動指導も適宜ご提案いたしますので、症状の改善に向けて不安なことは、些細なことでも構いませんのでいつでもご相談ください。