へバーデン結節とは、

・痛み
・腫れ
・曲がりづらさ
・まれに水ぶくれのようなもの

などが症状として、人差し指から小指の第一関節に出ます。

へバーデン結節の原因は未だ解明されていませんが、変形性関節症の一種と考えられています。

一般的にへバーデン結節にかかりやすいのは

・４０代以降の女性
・肥満の人
・手を良く使う人

と言われています。

へバーデン結節の痛みが治らない・悪化する理由

へバーデン結節を発症するきっかけは人によって様々です。ただ、お仕事や趣味などで手をよく使う方は、特に注意が必要です。

手や指に限ったことではありませんが、使用頻度が高いとどうしても負荷がかかります。負荷がかかった分、筋肉に傷が入り、結果として指の可動域が狭くなってしまう可能性があります。

へバーデン結節にかかった人は

・出来るだけ指を動かさないようにして痛みが緩和する
・少し痛みが緩和して動かすとまた指が痛くなる

この負のスパイラルに陥ることが多いです。

私たちの経験上、へバーデン結節がなかなか治らない人の特徴として

・痛みを我慢する人
・一時的に痛みが治まったからとしっかり治療していない人

この２つが挙げられます。

きちんとした治療をしないままへバーデン結節を放っておくと

・筋肉が硬くなる
・血のめぐりも悪化する
・さらに筋肉を傷つける

この繰り返しです。

どんどん筋肉が凝り固まり、血のめぐりはますます悪くなってしまいます。

へバーデン結節の症状を悪化させないためには、痛みを感じたらすぐに治療を開始することが一番大切です。

適切に早めにケアすることで、

・早期回復
・根本的な原因の改善
・再発防止

が見込めます。

へバーデン結節の治療において有効なのは

・手を使いすぎないこと
・傷めている関節を固定すること
・食事療法を取り入れること

この３つです。

【具体的な治療フロー】
１、痛みの原因部分に直接アプローチ
筋肉の傷である筋硬結を探し、刺激を与え、結果として痛みを取ります。

２、骨盤や脊柱を正しい位置に戻す
筋肉や筋膜を緩めた上で筋肉や骨格を整えることで、結果として自然体の動きを取り戻し根本的な原因を改善が見込めます。

３、食事療法のアドバイス
へバーデン結節は肥満の方に多いことから食生活とも深い繋がりがあると考えられています。

・糖分や塩分を控える
・野菜を多く食べ、食物繊維やビタミンの摂取量を増やす

肥満は万病の元とも言われますので、食事療法を取り入れることで改善することもあります。

【当院が誇る「MPF療法」】
医学的および生理学的根拠に基づいた徒手療法です。筋肉を適切に圧迫、摩擦すると

・血のめぐりがよくなる
・筋肉の痛みの軽減
・しこりや硬さ、しびれの改善　など

様々な症状に効果が見込めます。

その効果のほどからMPF療法は、「触るレントゲン」と呼ばれるほどです。

MPF療法は、へバーデン結節だけでなく日常生活におけるこんなお悩みにも‥

・捻挫や打撲などによる筋肉や関節の痛み
・五十肩で肩が上がらない
・階段の上り下りで足腰が痛い、など

熟練した専門家の手によって患者様のお身体の状態をみて、今の状態にぴったり合った施術を行います。まさにオンリーワン・オーダーメイドな治療なので、揉み返しも少なく筋肉の状態の改善が見込めます。

当院のへバーデン結節へのアプローチ方法

１、問診・視診

まずは患者様のお悩みについて、問診で詳しくお聞かせください。

さらに、来院時や院内誘導時に患者様の動きやお身体の使い方などもよく拝見して、治療に役立てております。

２、的確な運動検査、細部にこだわる触診

問診と視診をもとに的確な運動検査や細部までこだわる触診を行い、時間をかけてお悩みの原因を１ミリ単位であらゆる角度からしっかりと探ってまいります。

３、ご説明とご提案

まず、問診、視診、運動検査、姿勢分析、触診から得た患者様のお身体の状態を総合的に判断し、現在の状態をご説明いたします。

お身体の状態に合わせた最善な治療法をあわせてご提案いたします。納得いただけるまで丁寧にご説明し、患者様ご自身がよくご理解・ご納得の上で施術に入っていただくことを心がけております。

４、触るレントゲンMPF療法で細部までケア

へバーデン結節の詳しい原因は未だにわかっていません。ただ患部を庇おうとして周りの筋肉にも負荷がかかり、細かな傷ができ痛みが出ます。そのため、筋肉の硬さや骨格のゆがみ、拮抗筋の不調和だけが原因とは限りません。

過去に傷めた古傷の循環不良が原因で痛みが出るケースもあります。触るレントゲンと呼ばれるMPF療法の特性を最大限に生かし、患者様の症状に合わせて施術を行います。筋肉にできた傷口に直接的に摩擦を加えることによって、痛みの軽減、血のめぐりや組織修復を促し、不調の改善を図ります。

５、通院後のフォロー

患者様が治療をきちんと続けていけるように、患者様一人ひとりに合わせたオンリーワンな通院計画を一緒に立てさせていただきます。

また、安心して日常生活を送れるようにライフスタイルに合わせた生活指導など、アフターフォローもさせていただきます。