寝違えは、簡単に言うと筋肉が引き伸ばされて、傷になっている状態です。
本来スムーズに伸び縮みできるはずの筋肉がうまく機能せず、少しの動作でも引き伸ばされ筋肉に傷がついてしまうと考えられます。

寝違えのおおまかな種類

寝違えと言っても、こりの場所やこりの種類などの特徴によって、大きく分けると次の３つに分類されます。
● 筋損傷による寝違え
● 姿勢の歪みによる寝違え
● 椎間関節の形状が影響する寝違え

寝違えが起きる根本的な原因は、人によって様々です。

・パソコン
・スマートフォン
・タブレット端末
・ゲーム機　などの電子機器の普及が背景にあります。

長時間使用することで首や背中にかけて
・筋肉が緊張状態になる
・姿勢が崩れる
・本来かかるべきでない場所に余分な負荷がかかる
・さらに筋肉が硬くなる
このサイクルを繰り返し、筋肉が深く傷ついてしまいます。

近年は寝違えだけでなく、スマホ首と呼ばれるストレートネックを発症する人も増えています。
ストレートネックも寝違えと同様にスマートフォンやパソコンなどを長時間操作し負荷をかけすぎたことが原因と考えられています。

寝違え改善には
・筋肉の緊張を緩めること
・血のめぐりを良くすること
・姿勢や骨盤を矯正すること
この３つが有効です。

具体的な治療フロー
１、痛みの原因部分に直接アプローチ
筋肉の傷である筋硬結を探し、刺激を与え、結果として痛みを取り、血のめぐりを良くします。

２、骨盤や脊柱を正しい位置に戻す
筋肉や筋膜を緩めた上で筋肉や骨格を整えることで、結果として自然体の動きを取り戻し根本的な原因を改善が見込めます。

当院が誇る「MPF療法」
医学的および生理学的根拠に基づいた徒手療法です。

筋肉を適切に圧迫、摩擦すると
・血のめぐりがよくなる
・筋肉の痛みの軽減
・しこりや硬さ、しびれの改善、など
様々な症状に効果が見込めます。

その効果のほどからMPF療法は、「触るレントゲン」と呼ばれるほどです。

MPF療法は寝違えに限らず、日常生活におけるこんなお悩みにも‥
・捻挫や打撲などによる筋肉や関節の痛み
・五十肩で肩が上がらない
・階段の上り下りで足腰が痛い、など

熟練した専門家の手によって患者様のお身体の状態をみて、今の状態にぴったり合った施術を行います。

まさにオンリーワン・オーダーメイドな治療なので、揉み返しも少なく筋肉の状態の改善が見込めます。

当院の寝違えへのアプローチ方法

１、問診・視診
まずは患者様のお悩みについて、問診で詳しくお聞かせください。
さらに、来院時や院内誘導時に患者様の動きやお身体の使い方などもよく拝見して、治療に役立てております。

２、的確な運動検査、細部にこだわる触診
問診と視診をもとに的確な運動検査や細部までこだわる触診を行い、時間をかけてお悩みの原因を１ミリ単位であらゆる角度からしっかりと探ってまいります。

３、ご説明とご提案
まず、問診、視診、運動検査、姿勢分析、触診から得た患者様のお身体の状態を総合的に判断し、現在の状態をご説明いたします。
お身体の状態に合わせた最善な治療法をあわせてご提案いたします。
納得いただけるまで丁寧にご説明し、患者様ご自身がよくご理解・ご納得の上で施術に入っていただくことを心がけております。

４、触るレントゲンMPF療法で細部までケア
寝違えの場合、筋肉の硬さや骨格のゆがみ、拮抗筋の不調和だけが原因とは限りません。
姿勢や筋肉のバランス、筋力の度合いなど様々な要因が重なりあって起きるケースもあります。
触るレントゲンと呼ばれるMPF療法の特性を最大限に生かし、患者様の症状に合わせて施術を行います。
筋肉にできた傷口に直接的に摩擦を加えることによって、痛みの軽減、血のめぐりや組織修復を促し、不調の改善を図ります。

５、通院後のフォロー
患者様が治療をきちんと続けていけるように、患者様一人ひとりに合わせたオンリーワンな通院計画を一緒に立てさせていただきます。
また、安心して日常生活を送れるようにライフスタイルに合わせた生活指導など、アフターフォローもさせていただきます。