交通事故による腰痛症
- 背中から腰部の痛みが強く、改善しない。
- 受傷直後は無かったが足先にまでしびれが出てきている。
- 交通事故後から同じ姿勢をつづけていると腰部が痛い。
- 湿布や痛み止めでは改善しない。
- レントゲンでは異常がないといわれた。
交通事故による腰痛とは|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
交通事故における腰の症状は腰部捻挫、腰部挫傷といいます。
交通事故による急激な衝撃によって筋肉・神経・関節などが損傷したことによって痛みが生じるといわれています。
軟部組織に由来するものについて、その原因を①関節性②靭帯性③筋・筋膜性に大別します。
「安静にしていれば治る」と痛みを我慢していると、腰の痛みが後に後遺症となることも考えられます。
交通事故のような急性の腰痛は治療開始が早ければ早いほど効果が高いですので、早めの受診をおすすめします。
腰痛の種類|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
①関節性
椎間関節:ひとつの椎骨の下関節突起とその下の椎骨の上関節突起とで形成される関節で、急激な外力によって椎間関節のひずみを起こし痛みを発症します。比較的限局した痛みが特徴です。
椎体間関節:上・下椎体間にある椎間板は髄核、線維輪、軟骨終板の3部分から成り立っています。
これは弾力性に富み腰部の曲げ伸ばしや足底からの衝撃が脳に直接響かないようクッションの働きもしています。この部分を損傷すると境界がはっきりとしない両側性の痛みが特徴です。
強い腰痛と下肢へのしびれ痛みを訴える場合、椎間板ヘルニアを疑います。
②靭帯性
椎骨部の靭帯:棘上靭帯、黄色靭帯、棘間靭帯があります。
30〜40歳の約75%は棘上靭帯、棘間靭帯に種々な程度の組織的病変を起こしています。
日常生活で抱えている病変に加え交通事故での衝撃でストレスが全て靭帯にかかり、各棘突起上からの断裂が起こり痛みを発症します。
③筋・筋膜性
腰部を形成する筋肉は起立筋を中心に交通事故による衝撃を受けやすくなっています。またほとんどの筋肉がいくつもの関節をまたいでおり様々な動作に関与します。痛みはとくに多裂筋、腸肋筋に見られます。
外力によって筋繊維が充血、腫脹し筋膜の自由神経終末を刺激し痛みが出現すると考えられています。
簡単にいうと筋肉が固くなり硬結と呼ばれる筋病変が起こります。その筋硬結が痛みを起こす原因ですのでそこをみつけ治療していきます。
また交通事故では、神経の作用により興奮状態となり痛みを感じにくい状態にあるといえます。
ですから受傷直後の腰の痛みはなかなか気づきにくいケースがほとんどです。
痛みには気づきませんが、実際に筋肉には損傷が起きています。
緊張状態の筋肉は血液の循環が悪くなり後日痛みを発生する事があります。その腰痛を「ただの慢性腰痛」と思って放っておいてしまうと腰だけではなく身体全体に、悪影響を及ぼす危険性があります。
当院の治療方針|東京都中野区 ふたば鍼灸整骨院
交通事故に遭ったら、まずは医療機関でどのような状態なのか、診断を受けてください。その結果、骨に異常がないと判断された場合は、当院が医師と連携を図りながら以下のように治療を進めていきます。
(1)問診・触診
症状や事故時の状況を詳しく伺うのはもちろん、患者様の動作を観察させていただき、損傷の具合を把握します。
その後触診や徒手検査を行ない、症状を引き起こす原因部位を正確に特定します。
(2)説明と提案
診断が済んだら患者様に現在の状況を詳しく解説し、今後の治療方針をご提案します。
納得していただいてから施術を行ないますので、疑問や不安がありましたら何でもご相談ください。
(3)施術
交通事故の怪我となると、局所の筋肉が硬直するだけでなく、靭帯や骨格などのバランスが狂い身体全体が歪んでいます。そこで、当院ではMPF療法という独自の徒手療法で治療を行ないます。
ダメージを受けた筋肉をミリ単位で摩擦・圧迫し、血行促進や組織修復促進によって痛みやしびれを改善していくのです。熟練した施術者が行ない、副作用がないので安心して治療を受けていただけます。
(4)生活指導と各機関への対応
患者様一人一人の症状に合ったオーダーメイドの治療計画を立て、最適な施術をご提供するだけでなく、ご自宅でのケアも指導し、より早期の回復を目指していきます。
さらに、医療機関との連携や自賠責保険の適用、保険会社との対応などもお手伝いいたします。交通事故の怪我でお悩みの方は、1日も早く当院にご相談ください。