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女性ホルモンと腱鞘炎について|中野区中野新橋・新中野の整体・整骨院
中野区中野新橋・新中野で腱鞘炎の治療を受けるなら中野区中野新橋・新中野で口コミ評判のふたば整骨院。
中野新橋駅から徒歩8分。新中野駅から徒歩15分。平日・土曜日ともに20:00まで診療しています。
当院には骨盤の歪みから改善する根本改善プログラムを受けられる方が多数来院されます。
こんにちは、ふたば整骨院です。
今回は以前お話した腱鞘炎の中でも、「女性」に起こりやすいとされる理由、メカニズムについてお話していきます。
腱鞘炎は、男性と女性で比べてなぜ女性に起こりやすいのか?
それは分泌されるホルモンの違いです。
女性ホルモンと言われる「エストロゲン」と「プロゲステロン」
男性でも多少分泌されるのですが、その量が圧倒的に違います。
月経周期や妊娠・出産に大きく関与するホルモンなのですが、これが腱鞘炎などの手の疾患に大きく関係します。
上のイラストで細長いピンクの線が神経で、青いところが腱鞘、腱鞘を抑えているのが屈筋支帯という支えです。
まず、妊娠出産期には、妊娠を継続させる働きをするプロゲステロンの量が多くなります。
手の周辺には、指を動かす腱と腱が浮き上がるのを防ぎ、滑らかに動くためにトンネルのような腱鞘があります。
女性ホルモンのプロゲステロンは腱鞘を縮める働きがあるため、プロゲステロンの分泌が増えると腱の通り道が狭くなって腱と擦れることにより、炎症を起こしやすくなります。
また、更年期にはもう一つの女性ホルモンであるエストロゲンが減少します。
エストロゲンは組織の動きを滑らかにする働きがあります。この働きが低下することで腱や腱鞘の動きに支障が出て炎症を起こし、腫れやすくなります。
また、軟骨の滑らかさも減ってしまい、軟骨がすり減りやすくなり、周辺の骨が変形したり痛みを感じるようにもなります。
腱鞘炎の他にも、女性ホルモンが不安定になると起こりやすい代表的な疾患として
・ばね指
・手の周辺の変形性関節症(へバーデン結節・ブシャール結節という指の関節の変形)
・手根管症候群(手のひら側の神経の麻痺)
があります。
これらの妊娠・出産期の女性ホルモンの増減による症状の予防策や痛みの軽減策としては、
女性ホルモンに似た働きをする大豆に含まれる「イソフラボン」から作られる「エクオール」という成分が
有効と言われています。
エクオールを摂取することで、腱鞘炎の腫れや痛みを予防したり、軽減する作用が得られると言われています。
大豆を多く摂取することで同様の効果が期待できるのですが、日本人女性の2人に1人は体内でエクオールを作るのに必要な酵素を持っていないということがわかっていますので要注意です。
また、腱鞘炎などの手の痛みが女性ホルモンの影響ではなく、普段の生活での無理な負担や使いすぎ、体全体のバランスの崩れにより手に負担がかかりすぎているなどの原因である可能性もあります。
自己判断で大豆を多くとっていればいつか治ると思い込み放置しているとどんどん悪化する可能性もありますので、女性の妊娠出産期に関わらずですが、痛みが出たらなるべく早く専門の医療機関を受診するようにしましょう。
中野区中野新橋・新中野のふたば整骨院では腱鞘炎の原因となっている【筋硬結】を「触ってわかるレントゲン」と呼ばれる当院独自の手技療法【MPF療法】でミリ単位まで触りわけます。
また痛みの原因となっている血行不良を改善するため、硬くなった筋肉の血液循環を良くし、
身体の土台である骨盤を正しい位置に戻す【筋膜リリース骨盤矯正】と
身体の反応を利用した【鍼灸治療】を併用することで人がそれぞれ持つ自然治癒力を引き出し症状改善を目指し、
【根本治療】と痛みを繰り返さない【予防治療】も行います。
その他お困りの事がございましたら中野区中野新橋・新中野のふたば整骨院にお気軽にご相談下さい。
℡03-5308-4767
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